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第58回

「趣味は何ですか?」

小学生の低学年の頃は工作が大好きでありましたが、その後模型電車に魅かれていました。
中学生になって父から「電車はやめてラジオ制作を」と云われ、今度はそちらに夢中になっていましたが、
受験勉強の妨げになると云うことで、材料、道具、雑誌等一切合財、風呂敷に包み、母にお蔵入りされて了いました。
そのお陰もあって大学へ入れたかも知れませんが、ラジオ熱は冷めて、しかも体づくりが大切と云うことで、
1、2年と一所懸命にボートを漕いでいるうちにモノづくりの楽しみは消えていました。

学校を1959年に出ましたが、その頃3ゴと云われ、碁、小唄、ゴルフが流行っていました。
碁は妻の在所へ関西棋院の初段の先生が教えに来ていて私も通っていました。
先生の都合がわるい時には、女流棋士が代稽古に来れれましたが、
女性も強い事にはかわりが無いと思い知らされました。
小唄はメイン銀行の支店長に誘われて習いましたが、2人目の支店長の時からは名古屋へ出て習うようになり、
夏の浴衣会、冬のどてら会と年2回の発表会に向けて練習しました。
10年近く習い名取りを貰った時はやっぱり嬉しく思いました。
ゴルフはJCの卒業前後に一番多くやりました。先輩の前田さんにならい休日はゴルフしかやりませんでした。
そのせいか、HC20迄しかいきませんでした。
しかし前田さんはシングルになられましたから、くやしいですが素質の問題なのでしょう。

ところが今ですが、月並みに読書と散歩ということにしています。
これも父から「仕事を趣味とせよ」と云われ、好きでたまらないものが風化したようです。
脳はなまけもので、面倒だから同じ事を繰り返すようです。
粘り強いと云えば聞こえがいいのですが、新しいことを始めるのが、おっくうで続けているのが散歩かも知れません。
読書の方も似たようなもので、本格的な読書人ではなくて、経済、経営、マクロビオティック、健康、波動と粒子等の
氣の向いた本や雑誌に目を通すのが楽しみです。
それから全然やってませんが、自然農法やマクロビ料理にもすごく興味があります。