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第38回

「くりかえし言葉」

同じ言葉をくりかえし唱えると、幸せになれるとか、不思議な力がつくと云われてきました。
すぐに思いつくのは法然さんの教えであります念仏です、「なむあみだぶつ」を繰り返し唱えるものです。
日蓮宗の「南無妙法蓮華経」も同じかも知れません。空海さんが開かれた真言宗では真言が唱えられます。
神道の祝詞(のりと)も同じようです。内なる世界と外の世界を結びつける方法かも知れません。

10月12日に逝かれた旅行作家の小林正観さんは、「うれしい・たのしい・しあわせ」を繰り返すことをすすめておられましたが、もっと簡単に「ありがとう」を何万回、何十万回も云っておれば、良い事が起きると教えておられました。
心をこめなくても、唯「ありがとう」と云っておりさえすれば、
心から「ありがとう」といいたくなるような事が現れてくると教えておられました。
ハワイのホ・オポノポノも同じように思います。
もう、正観さんの講演はお聞きすることが出来ませんけれど、たくさんの本を残しておられますので、これからも多くの人々を幸せな世界に導かれることでしょう。