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第55回

「逃れられない中毒」

アルコール中毒は、程度がいろいろあるように思います。本当はそれ程おいしいものではないでしょう。しいて言えば酒やワインは甘み、ビールは炭酸ガスの爽やかさ、ウィスキーは香りの良さなどが誘い込まれる要因なのでしょう。

分解酵素を多く持っている強い人が沢山飲み重い中毒になるのでしょうか。自分のまわりには話に聞く重症の人はいないし、百薬の長などの言葉もあり、アルコールには親しみを持ち、年を重ね弱くなっても飲みたいと思います。多分、軽いアルコール中毒なのでしょう。大方の人、特に男性は、軽いアルコール中毒の可能性があります。全然飲まない人がいますが、尊敬しています。
ゴルフや遠くでの忘年会の時などは本当に有り難く思えます。

二日酔いという言葉があるとおり、酒が酒を呼び深酒をすることがありましたが、現在では弱くなり、少し飲む楽しさ、場合によってはノンアルコールを味わっております。しかし、酒をやめてしまおうとは思いません、軽いアルコール中毒なのでしょう。

最近、砂糖はスロードラッグという話を読み、凄く納得しております。正食では動物食と砂糖を摂らないと教えています。甘いものが体をゆるめ、特に腸をゆるめるのがいけないからです。
でも甘いものは止められません、少しぐらいはいいだろうとか、小豆やブルーベリーなど体に良いものと一緒にとるから、まあいいだろうなどと自分自身を許しています。きっとこれも中毒なのでしょう。