パイ
パイづくりに必要な小麦粉や水などの原料を計量します。
パイ
計量された原料をていねいに混ぜ合わせます。混ぜ合わせた生地を一日休ませます。
その後、生地を必要なサイズに分割します。
生地の温度が変わると出来上がりも変わります。仕込みの際に加える水の温度を調整したり、夏には小麦粉を冷蔵庫に保管する等して、いつでも一定の温度の生地ができるようにしています。
パイ
生地を折りたたみます。折り込みを重ねることで生地と生地の間に空気が含まれ、
サクサクの食感のパイに仕上がります。
機械を使用して、生地を均一に伸ばします。
パイ
カッターで生地を裁断し、製品の形をつくります。
パイ
オーブンに入れて焼き上げます。こんがりとした焼き色がつき、甘くて香ばしい香りが広がります。
パイ
X線検査機は、物を透かして中の様子を見ることができる装置で、
人の目では見つけにくい異物を発見することができます。
連続撮影されたモノクロのX線透過画像を解析し、異物が混入していないか検出します。
その後、目視で注意深くひとつひとつの製品の色を確認し、適切なものを選り分けます。
X線探知機等の検査用機器は、正常に動作していることが前提になりますので、毎日必ずテストピースを流して、機械が正常に反応する確認をしており、定期的に点検も行っています。目視確認をするスタッフも、正確に判断ができるように検査のテストをして、検品にのぞんでいます。検品作業には高い集中力が必要なので、都度人員交代をして、集中力を切らさないように取り組んでいます。
パイ
毎回製造時にサンプル品を取り分けて培養し、一般生菌や大腸菌群が繁殖していないか細菌検査をします。
この検査で正常な結果であることを確認してから、出荷となります。
パイ
製造終了後、毎日清掃を丁寧に行います。機械本体は拭き掃除をした後、
エアーダスターで細かい汚れを取り除き、アルコール消毒をします。
機械の部品で着脱できるものは取り外して、水洗い。滅菌庫に入れて翌日まで高温乾燥で殺菌します。
清掃は、見た目だけがきれいになればよいわけではありません。一般生菌や大腸菌群等の細菌を発生させないことが重要です。雑菌が繁殖しやすいスポンジ等は使い捨てにしています。また、細菌の検査キットを使用して、菌が発生していないか、清掃方法に問題がないかを確認しています。また、殺虫剤を使用せずに害虫を成虫から幼虫・卵にいたるまで駆除することができるターモノックスという装置を使用して、害虫駆除対策も行っています。